3月の旅行先をお探しですか?まだ肌寒い日本を離れて、暖かい場所でリフレッシュしたいならベトナムがおすすめです。東京から約6時間のフライト、時差わずか2時間、そして日本の約1/3〜1/2の物価。3月のベトナムは乾季の真っ只中で、1年で最も旅行に適したシーズンの一つです。
日本の桜はまだ開花前の3月上旬〜中旬。その間にベトナムの温暖な気候と活気あるお祭り、絶品グルメを満喫してみませんか?この記事一つで、2026年3月のベトナム旅行準備は完了です。
1. 3月のベトナム天気:地域別ガイド
南北に約1,650km伸びるベトナムは、地域によって気候が大きく異なります。しかし3月は全土が乾季に入るため、どの地域を訪れても雨の心配が少ないのが魅力です。
北部(ハノイ、ハロン湾、サパ)
平均気温16〜26°C。春の訪れを感じる穏やかな気候で、観光やトレッキングに最適です。ハノイでは時折霧雨が降ることもありますが、傘一本あれば十分。サパの棚田では新しい苗が植えられ始め、美しい緑のグラデーションが広がります。
中部(ダナン、ホイアン、フエ)
平均気温21〜29°C。太陽が眩しいビーチシーズンの始まりです。ダナンのビーチは水温24〜25°Cで海水浴も可能。月間降水量は20mm以下と非常に少なく、ホイアンの古い街並みを散策するのにぴったりの天候です。
南部(ホーチミン、フーコック島、メコンデルタ)
平均気温25〜34°C。乾季の終盤で晴天が続きます。フーコック島のエメラルドグリーンの海を楽しむ絶好の時期。ただし日中はかなり暑くなるので、日焼け対策は必須です。
TIP
2. 3月のベトナム祭り&イベント
テト(旧正月)の賑わいが落ち着き、春のお祭りシーズンが始まる3月。現地の文化を深く体験できる特別なイベントが目白押しです。
香寺(フォン寺)祭り
ハノイから南西約60kmに位置する香寺(パフュームパゴダ)は、石灰岩の山中に建てられた20以上の仏教寺院群です。3月はお祭りのピークで、毎日5,000〜7,000人の参拝者が訪れます。イエン川を小舟で下り、ケーブルカーか徒歩で山頂の洞窟寺院を目指す巡礼の旅は、ベトナムで最も神秘的な体験の一つです。
バンメトート・コーヒーフェスティバル
世界第2位のコーヒー生産国ベトナム。その「コーヒーの首都」バンメトートで開催される年に一度のフェスティバルです。無料のコーヒー試飲、ストリートパレード、伝統音楽のパフォーマンスが楽しめます。コーヒー好きなら必見のイベントです。
ホイアン満月ランタン祭り
旧暦14日(2026年は3月2日)に開催されるホイアンのランタン祭り。街の電灯がすべて消され、色とりどりのシルクランタンと川に浮かぶ灯篭がトゥボン川を幻想的に照らします。伝統音楽の生演奏も楽しめ、SNS映え間違いなしの一夜です。
ダナン国際マラソン
2026年3月22日開催。アジアで最も美しいマラソンコースの一つと称されるダナン国際マラソン。フルマラソン(42km)、ハーフ(21km)、5km、キッズ1.5kmと多彩なカテゴリーがあり、ランニング好きならエントリーを検討してみてください。
3. おすすめルート:7日間ベトナム縦断プラン
北のハノイIN、南のホーチミンOUT(またはその逆)で国内線を組み合わせると、効率よくベトナムを縦断できます。
Day 1〜2:ハノイ(Hanoi)
ホアンキエム湖畔をのんびり散策し、旧市街(オールドクォーター)の活気を体感。名物のエッグコーヒーとブンチャー(炭火焼き豚肉の麺料理)は必食です。夜はターヒエン通りのビアホイ(1杯約¥50〜100!)で乾杯。時間に余裕があればハロン湾1泊クルーズもおすすめです。
Day 3〜4:ダナン&ホイアン(Da Nang & Hoi An)
ハノイから国内線で約1時間20分。ダナンではミーケビーチ、バーナーヒルズのゴールデンブリッジ、ドラゴンブリッジを観光。車で30分のホイアンでは古い街並みの散策、オーダーメイド服の注文(24時間で完成!)、ココナッツの森でのバスケットボート体験が楽しめます。
Day 5:フエ(Hue)
ベトナム最後の王朝の都フエ。王宮(インペリアルシティ)、ティエンムー寺、フォン川クルーズを1日で巡れます。フエ名物のブンボーフエ(ピリ辛の牛肉麺)は絶品です。
Day 6〜7:ホーチミン(Ho Chi Minh City)
ダナンから国内線で約1時間20分。戦争証跡博物館、ベンタイン市場、ノートルダム大聖堂を巡り、夜はブイビエン通りのナイトライフを体験。クチトンネル半日ツアー(約¥2,000〜3,000)で歴史も学べます。
INFO
4. ベトナムグルメ:絶対に食べるべき現地料理
ベトナム旅行の醍醐味は、なんといってもグルメ。フレッシュなハーブと米を使った料理は日本人の口に合いやすく、しかも驚くほどリーズナブル。3月の温暖な気候にぴったりのベトナム料理をご紹介します。
必食メニュー
フォー(Phở) — ベトナムの国民食。ハノイの牛肉フォーは澄んだスープに深い旨味が特徴。ローカル店で1杯40,000〜60,000ドン(約¥250〜380)。バインミー(Bánh Mì) — パリパリのバゲットにお肉、なます、パクチー、チリソースを挟んだベトナム式サンドイッチ。屋台で15,000〜30,000ドン(約¥95〜190)という驚きの安さ。ブンチャー(Bún Chả) — ハノイ名物。炭火焼きの豚肉団子を甘酸っぱいヌクマムソースに浸し、米麺と一緒に食べます。オバマ元大統領がハノイで食べたことでも有名。
バインセオ(Bánh Xèo) — ベトナム風お好み焼き。パリパリの生地の中にエビ、豚肉、もやしがたっぷり。ライスペーパーと野菜で包んで食べるのが本場流。カオラウ(Cao Lầu) — ホイアンでしか食べられないご当地麺。もちもちの太麺とカリカリのクルトンが特徴的。エッグコーヒー(Cà Phê Trứng) — ハノイ発祥の卵クリームコーヒー。ティラミスのような濃厚なクリーム層がやみつきに。
TIP
5. 実用情報:予算・交通・ビザ・マナー
旅行予算ガイド
ベトナムは東南アジアの中でも特に物価が安く、コスパ抜群の旅行先です。
| 項目 | 節約派 | 中間 | 贅沢派 |
|---|---|---|---|
| 宿泊(1泊) | ¥750〜2,300 | ¥4,500〜10,500 | ¥15,000〜 |
| 食事(1食) | ¥150〜450 | ¥750〜1,800 | ¥3,000〜 |
| 市内交通 | ¥75〜300 | ¥450〜900 | ¥1,800〜 |
| 1日合計 | ¥4,500〜7,500 | ¥9,000〜18,000 | ¥30,000〜 |
ビザ情報(日本国籍)
日本国籍の方は45日間ビザなしでベトナムに入国可能です(2028年まで延長済み)。パスポートの有効期限が入国日から6か月以上残っていること、空白ページが2ページ以上あることが条件です。45日を超える滞在にはe-Visa($25、3〜5営業日で発行)を申請すれば最大90日間の滞在が可能です。
WARNING
交通手段
市内移動はGrabアプリが必須。ぼったくりタクシーの心配がなく、料金も明瞭です。グラブバイク(バイクタクシー)なら更に安く早く移動できます。都市間移動はLCC国内線(¥3,000〜10,000)またはスリーピングバス(¥1,200〜2,300)が便利。ハノイ〜ダナン間の鉄道は約15時間かかりますが、海岸沿いの絶景が楽しめます。
マナー&注意事項
寺院やお寺では露出の多い服装は避けましょう。バイクからのひったくりに注意し、バッグは道路と反対側に持つのが安全です。チップの習慣はありませんが、良いサービスには10,000〜20,000ドン(約¥65〜130)程度を置くと喜ばれます。通貨はベトナムドン(VND)で、10,000ドン ≒ 約¥60が目安です。
6. 穴場スポット&ローカル情報
定番の観光地だけでなく、まだあまり知られていないベトナムの隠れた名所をご紹介します。
ニンビン(Ninh Binh)— 陸のハロン湾
ハノイから南へ約2時間。石灰岩のカルスト地形が田園風景と調和する「陸のハロン湾」です。チャンアン(Trang An)のボートツアーは映画『キングコング:髑髏島の巨神』のロケ地としても有名。ハロン湾より静かで、費用もリーズナブルです。
クイニョン(Quy Nhon)— 知る人ぞ知るビーチタウン
ダナンとニャチャンの間に位置する、まだ観光開発が進んでいない隠れビーチリゾート。新鮮なシーフードが驚くほど安く、ローカルな雰囲気を満喫できます。
ダラット(Da Lat)— ベトナムの軽井沢
標高1,500mの高原都市ダラットは、3月でも平均13〜25°Cと涼しく快適。フランス植民地時代の建築、ナイトマーケット、コーヒー農園ツアーが人気。キャニオニングやマウンテンバイクなどアクティビティも充実しています。
メコンデルタ — 水上マーケット体験
ホーチミンから日帰り可能なメコンデルタ。3月は乾季で水位が低く、ボートツアーに最適。トロピカルフルーツも旬を迎えます。早朝のカイラン(Cai Rang)水上マーケットは忘れられない体験になるでしょう。
ハザン(Ha Giang)— ベトナム最北端の絶景ロード
3〜4日かけて走るハザンループは、世界で最も美しいバイクルートの一つ。断崖絶壁の山道、少数民族の村々、息を呑む絶景が続きます。3月は天候が安定し花が咲き始めるベストシーズン。自分で運転が不安な方は「イージーライダー」ツアー(地元のドライバーが運転)を利用しましょう。
TIP
旅行中のインターネット接続について
Grabの配車、Googleマップでのナビ、おいしいお店探し、SNSへの投稿——ベトナム旅行でデータ通信は欠かせません。空港で現地SIMカードを購入する方法もありますが、出発前にeSIMを設定しておけば、到着した瞬間からすぐにインターネットが使えて圧倒的に便利です。
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